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ムーミン#04

ムーミン#04

 

ムーミンの全く笑ってない目が好きだ。

元気いっぱいじゃないところも良い。

大人になって、社会にもまれて疲れていた20代のころ、

ポンコツで、どこか薄暗い、少しネガティブな性格の

ムーミンが好きだった。

 

 

昔「ムーミン展」に行ったときに見て、

覚えているお話がある、、、

 

ムーミンは、作者のトーベヤンソンさんが、学生のころ寄宿先の叔父さんから聞いた話が元になっていて、叔父さんが夜中に台所でつまみ食いしていたトーベヤンソンさんに「レンジのうしろに、ムーミントロールという生き物がいるよ。こいつらは首筋に息を吹きかけるんだ」と語りかけたらしい。

 

会場には【鼻の長い醜いいきもの】として落書きが展示されていた。

 

それから私は

【ムーミン=顔の周辺に後ろから息をふ~と吹きかけるいきもの】として認識している。

 

 

時が経って、私の中のムーミンブームは過ぎ去った

(今でも好きではある)

 

過去に集めたムーミングッズは、あの頃いなかった娘に、

おもちゃとして大半とりあげられてしまった。

 

でも、私のベッドのすきまには、

いつかのご褒美に自分で買ったムーミンのライトがのぞいている。

 

きっとみんなが寝静まった夜、動き出して私の首あたりに、

息を吹きかけにくるんだろうな~~と思ったり思わなかったり。