ムーミンの全く笑ってない目が好きだ。
元気いっぱいじゃないところも良い。

大人になって、社会にもまれて疲れていた20代のころ、
ポンコツで、どこか薄暗い、少しネガティブな性格の
ムーミンが好きだった。
昔「ムーミン展」に行ったときに見て、
覚えているお話がある、、、
ムーミンは、作者のトーベヤンソンさんが、学生のころ寄宿先の叔父さんから聞いた話が元になっていて、叔父さんが夜中に台所でつまみ食いしていたトーベヤンソンさんに「レンジのうしろに、ムーミントロールという生き物がいるよ。こいつらは首筋に息を吹きかけるんだ」と語りかけたらしい。
会場には【鼻の長い醜いいきもの】として落書きが展示されていた。
それから私は
【ムーミン=顔の周辺に後ろから息をふ~と吹きかけるいきもの】として認識している。
時が経って、私の中のムーミンブームは過ぎ去った
(今でも好きではある)
過去に集めたムーミングッズは、あの頃いなかった娘に、
おもちゃとして大半とりあげられてしまった。
でも、私のベッドのすきまには、
いつかのご褒美に自分で買ったムーミンのライトがのぞいている。

きっとみんなが寝静まった夜、動き出して私の首あたりに、
息を吹きかけにくるんだろうな~~と思ったり思わなかったり。



